ドアクローザーの調整及び交換の合図

first-life fuji

2015年02月09日 15:09

こんにちは!

今日は私が日頃行っている住まいの点検業務の中で意外と

出てくる問題の1つであるドアクローザーの調整方法を

紹介したいと思います


ドアクローザーは下の写真にあるように、玄関ドアや勝手口などの上部についており

扉の閉まるスピードを調整してくれる金物です。



このドアクローザー(ドアチェックともいいます)は時間が経ったり、温度差が

あったりすると、少しづつずれが生じてきて、気づいた時には

調整が必要になっているということがあります。


調整を行うための調整弁はドアクローザーの側面にあります。



メーカーや商品によって違いは多少ありますが、上の写真の様に調整弁が

2ヶ所ある場合には1つが扉が閉まる直前のあたりの早さ調整で

もう1つは扉が開ききってから閉まる直前までの早さ調整になります。


ではその調整の方法ですが、どちらの場合も

調整弁を時計方向に回すと閉まる速度は、遅くなります。

調整弁を反時計方向に回すと閉まる速度は、速くなります。

ほんの少し動かすだけでも変わりますので、少しづづ回してください。

回しすぎますと油が漏れる事があるので注意してくださいね!



ちなみに以下の様な場合には交換が必要な合図です

ドアクローザーの本体から油が漏れてきた。

速度調整をしても、数日後にドアの閉まるスピードが速くなる。

ストップ位置の調整をしても、ストップしない。

大体15年ぐらいを過ぎると 交換の目安となります。

速度調整弁が1個のタイプは注意してください。

ファーストライフ 佐野

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