ドアクローザーの調整及び交換の合図
こんにちは!
今日は私が日頃行っている住まいの点検業務の中で意外と
出てくる問題の1つであるドアクローザーの調整方法を
紹介したいと思います
ドアクローザーは下の写真にあるように、玄関ドアや勝手口などの上部についており
扉の閉まるスピードを調整してくれる金物です。
このドアクローザー(ドアチェックともいいます)は時間が経ったり、温度差が
あったりすると、少しづつずれが生じてきて、気づいた時には
調整が必要になっているということがあります。
調整を行うための調整弁はドアクローザーの側面にあります。
メーカーや商品によって違いは多少ありますが、上の写真の様に調整弁が
2ヶ所ある場合には1つが扉が閉まる直前のあたりの早さ調整で
もう1つは扉が開ききってから閉まる直前までの早さ調整になります。
ではその調整の方法ですが、どちらの場合も
調整弁を時計方向に回すと閉まる速度は、遅くなります。
調整弁を反時計方向に回すと閉まる速度は、速くなります。
ほんの少し動かすだけでも変わりますので、少しづづ回してください。
回しすぎますと油が漏れる事があるので注意してくださいね!
ちなみに以下の様な場合には交換が必要な合図です
ドアクローザーの本体から油が漏れてきた。
速度調整をしても、数日後にドアの閉まるスピードが速くなる。
ストップ位置の調整をしても、ストップしない。
大体15年ぐらいを過ぎると 交換の目安となります。
速度調整弁が1個のタイプは注意してください。
ファーストライフ 佐野
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